高麗人参はじめ安心安全の取り組み
高麗人参はじめ、ゑびやが取り扱う漢方原料、
その品質へのこだわりは、安全性の追求でもございます。
私どもは産地や栽培方法などの生産情報、また定期的に残留農薬など有害物質の分析
(厚生労働省食品安全検査+分析試験での二重検査)、
これらの審査を厳しく実施し、合格した素材のみを取り扱っております。
安全で確かな素材をお届けするため、漢方卸ゑびやには5つの取り組みがございます。
漢方卸としての業務経験で培った信頼と取引関係により、
トレーサビリティが確立された産地・生産情報の履歴が確かな原料を取り扱っております。
明確な生産情報とトレーサビリティは「安全・安心」の基軸と認識しております。
漢方原料の多くは中国や韓国などが主な産地になりますが、
中国国内向けと、日本など国外向け(日本やヨーロッパのように基準が高い国)の生薬は
別ものとお考えいただければと思います。「別もの」と記載いたしましたのは、
栽培されている農場そのものが違うためです。
たとえば私どもの高麗人参ですと、GAP認定農場の紅参を提供しておりますが、
GAP認定とは農薬使用種別、残留農薬など自国(中国)による審査ではなく、
第三国の審査官が国際基準で行い 、日本やEU諸国をはじめとする先進輸出国向けの農場になります。
また田七人参については、有機JAS認定農場で栽培された田七人参を使用しています。
有機JAS認定農場では3年以上、化学合成農薬や化学肥料を使用しないことはもちろん、
周辺からの農薬の飛散や土壌の残留農薬まで検査されています。
雲南省文山県の山岳高地での有機JAS認定栽培は、その種子や苗の生育に至るまで無農薬が徹底されています。
その他の素材原料の生産情報やその詳細は、各原料の紹介ページをご覧ください。
中国は日本と異なり、ライセンスなしには自由な輸出はできません。(個人輸入は除く)
輸出には所定の輸出商品検査局の発行する「商検」という書類を通関時、税関へ提出を求められます。
この商検は輸出する国の基準に準じているかという審査になります。
弊社では正式な輸入手続きを行う漢方原料の商社として、商検のないものは輸入しておりません。
輸出時の出荷単別検査に加え、厚生労働省食品安全検査+分析試験での自主検査を行い、
ダブルチェック体制で安全な素材の確保に水際から取り組んでいます。
日本には残留農薬についてポジティブリストがあり、
指定農薬が一定量以上、または検出されてはならないという制度があります。
日本に正式輸入する際には、ポジティブリストに則した残留農薬検査の実施が義務付けれております。
これに準じ弊社では248項目の残留農薬検査を実施、安全性の検査に合格した原料を扱っております。
安全性と品質を保証する品質規格書も提示しております。
明確なトレーサビリティと、商検による正式な輸入手続きを行っております。
原料は姿品での仕入れを原則とし、残留農薬についても、
一定量以上、または検出されてはならない制度、ポジティブリストを遵守、
248項目の残留農薬検査を実施しております。私どもには原料卸としての責任がございます。
どうぞ安心してお召し上がりください。
