ローヤルゼリー生物濃縮する蜂の子
ローヤルゼリーや蜂蜜のための養蜂か、
それとも「蜂の子のための養蜂」であるか、養蜂の目的は、
蜂の子に分配されるローヤルゼリーや蜂蜜などの餌量に影響します。
大量生産はできませんが、これら有用成分が十分に生物濃縮する、蜂の子の特定養蜂を紹介します。
意外に思われるかもしれませんが、ほとんどの蜂の子は、
ローヤルゼリーや蜂蜜を生産するかたわら、副産物として採取されています。
しかし求めているのは本来の生命力に溢れた蜂の子です。
なぜならローヤルゼリーや蜂蜜は、蜂の子の「大切な食糧」だからです。
これらをミツバチからの贈り物と表現されますが、ミツバチからするととんでもない話です。
本来は蜂の子の生命を保ち、種の繁栄のために作り出される蜂蜜やローヤルゼリーを
ミツバチから多く奪うことは、ストレスを与え、疲弊させてしまいます。
そのため漢方卸ゑびやは、ローヤルゼリーや蜂蜜を十分に与える、蜂の子のための養蜂を探しました。
このちょっと贅沢な養蜂環境が、蜂の子の本来の生命力を育みます。
一般的に、ローヤルゼリーや蜂蜜採取の副産物として扱われる蜂の子、
個々の養蜂家で集まるその量は、それほど多くはございません。
そのためサプリメントに加工される蜂の子は、500~2000戸の養蜂家から集められるため、
安定供給できるものの、品質の徹底が難しいという側面もございました。
台湾の彰化県、人里離れた特定5戸の養蜂家で、
大量生産はできませんが、小規模ながら、蜂の子ための養蜂をお願いしています。
1つの巣には約4万匹もの蜂がいますが、そのうち採取するオス蜂は蜂全体の僅か2%です。
貴重なオス蜂の子ですから、蜂社会の自然な営みを壊さない量を、夏から秋に採取しています。
この特定養蜂による蜂の子は、メーカーや業者様に卸せるほどの量がございませんので、
個人のお客様にだけお譲りしています。
昨今、世界各地にてミツバチが大量に姿を消すニュースが報道されておりますが、
それの原因の一つに農薬や抗生物質の散布が指摘されています。
巣板を使い回しせず、清潔な新しい巣板を使うことで、
寄生虫などによる病害のない、衛生的で健全な蜂の子が育ちます。
巣板を清潔に保つことは、病害を防ぐための抗生物質の噴霧を必要としない、
安全で健康な蜂の子の成長にとても大切なことです。
そもそも養蜂業は、豊かな自然の生態系を胎盤に営まれています。
ミツバチは花から蜜を集め、花はミツバチによって受粉し、実をつける。
そしてその実は小動物の生命を育み、その種子は広く拡散することで生態系が維持されています。
養蜂は自然と共生し、自然のなかで成り立つ、いわば人も自然の一部として今日まで続いてきた産業です。
ゑびやの特定養蜂場では、ミツバチが蜜を集めるライチ花や菜の花、
漢方素材でもある竜眼肉花などを植樹し、自然養蜂の環境を自分たちの手で守っています。
蜂の子(オス蜂の子21日目)の卸通販 1ケ月分 2,268円