蜂の子の効果・効能
蜂の子とはミツバチのサナギです。
ローヤルゼリーや蜂蜜が生物濃縮する蜂の子は、
中国では漢方として用いられ、中国最古の薬学書では、
上薬と呼ばれる副作用のない不老長寿の最高薬に分類されています。
蜂の子の注目成分は、幼虫、さなぎ、成虫へと変態(成長)を促す
幼若ホルモンや羽化ホルモンなどの昆虫ホルモンです。
その構成物質である天然アミノ酸の含有量は、同じ蜂産品のローヤルゼリーに比べ3倍以上含まれ、
他にも各種ビタミンやカルシウム・リン・亜鉛・セレン・ゲルマニウムなどの微量元素や
核酸(DNA・RNA)も含まれます。
蜂の子に含まれる昆虫ホルモン(幼若ホルモンや羽化ホルモン)の注目点は、
体内のホルモンのバランスを調整し、リンパの働きを促進、さらに副交感神経に働くという、
自律神経を正常に戻すための3つの連動作用があることです。
これにより免疫力が高まり、環境や加齢、ストレスなどが
原因で引き起こされる様々なお悩みに有効であると考えられます。
まずホルモン分泌の調整は、更年期の不定愁訴や生理不順などを改善してくれます。
そしてリンパ機能の促進により、免疫力機能が整い、花粉症やアトピー、
ハウスシック症候群などのアレルギー性症状に有効とされています。
さらに副交感神経への働きは、自律神経の乱れを調整し、神経を安定させることから、
耳鳴りやメニエール、難聴、めまいをはじめ、不眠や気分の落ち込みにも優れているとされています。
新陳代謝の向上にも繋がり、アンチエイジングにはローヤルゼリー以上に有効です。
昆虫ホルモンのこれら多岐に及ぶ作用は医学界でも注目され、
北京医科大学の王諤(ワン・ウー)名誉教授のプロジェクトチームの研究で認められています。
男女ともに生殖機能と体力を向上させ、脳機能や抵抗力を高め、加齢による肌のたるみやシワ、
白髪や抜け毛などの外見から、老眼や高血圧などの生活習慣病にも効果的とされています。