産地は自生地、伝統農法の高麗人参(紅参)
同じ土地では15年は育たない高麗人参。
そのため高麗人参の栽培には広大な土地が求められます。
漢方卸ゑびやは、高麗人参の選定において、
産地となる土選び、そして栽培方法は品質に直結すると考えます。
野生人参の育つ土壌、農法、収穫、ゑびやの選定条件を紹介いたします。
高麗人参の産地は韓国と思われる方も多いと思いますが、
高麗人参の聖地とされる自生地は、韓国よりさらに北の地、中国と朝鮮半島の国境、長白山です。
長白山は「薬草の宝庫」といわれ、肥沃で水はけの良い黒土、
落葉樹の原生林、冷涼多雨の風土が高麗人参の栽培に最適とされています。
一度根を下ろすと土壌の養分を吸い尽くす高麗人参だからこそ、
土選び(産地選択)は重要です。
私どもは自生地、長白山の原生林の土で開墾栽培されている高麗人参を探しました。
開墾による畑作りから行うため、メーカーや業者様に卸せるほどの量はございません。
ゑびやにお越しいただいた個人のお客様にだけにお譲りしています。
高麗人参は日陰を好み、薄暗い散乱光が最適です。
晴天を好み、曇や霧で湿気が高くなると病害になりやすく、風にも弱いため、
藁やむしろで囲い屋根を作ります。
また冷涼で寒暖差が大きいほど、高麗人参は強く育ち、生命力を高めます。
寒暖差の大きい、標高500〜1000メートルの高地で、こうした伝統農法は労力と不便を伴いますが、
通常の平地栽培に比べ、農薬の使用量が60~70分の1、
農薬をほとんど必要としないことも、高麗人参 長白参(紅参6年根)の特長です。
ゑびやの高麗人参 長白山(紅参6年根)は、
世界レベルの食品安全保障を受けたGAP参場で栽培されています。
高麗人参の根は広く張り、その土地の養分を吸い上げます。
つまり土壌の養分をどれだけ取り込んだかは、高麗人参の品位に直結します。
土壌の栄養を十分に吸収させるため、栽培3年目に一度掘り出し、
育ちの良い高麗人参だけを別の畑に植替えています。
ゑびやの高麗人参 長白参(紅参6年根)は、
原生林の養分を2度も蓄え、ひげ根が立派な6年根へと成長します。
これは当たりまえのことと思われるかもしれませんが、
高麗人参も野菜と同じように、時期により相場が異なります。
そのため相場や取引先業者の都合などで、秋の収穫を待たずに収穫、
市場に流通することは珍しくはございません。
しかし高麗人参の有用成分サポニンは夏に増加、冬に減少する性質があります。
冬よりも夏の方がサポニンを約2倍多く含み、
有用成分が充実した秋に収穫することは、大切な条件です。
漢方卸ゑびやでは、秋の新物を年間契約で仕入れ、
乾燥末を密閉保存することで、通年のご提供を可能にしております。
高麗人参 長白参(紅参6年根)の卸通販 1ケ月分 2,532円