サポニン豊富な高麗人参(紅参)
一物全体食という漢方理念がございます。
通常、高麗人参製品は主根のみを使用しますが、漢方卸ゑびやは主根だけでなく、
ひげ根や、サポニンが豊富な蕾も使用できる高麗人参を探しました。
希少な蕾まで使用できる、これは安全で健全な高麗人参と無関係ではございません。
高麗人参の有用成分であるサポニンは、
主根よりもひげ根部分により多く含まれています。
しかし通常、紅参はひげ根を切り落とし、お茶やエキス抽出など別の用途に用いられ、
体積を必要とする粉末には、ひげ根はあまり使用されていません。
しかも主根とひげ根ではサポニンの種類が異なり、主根とひげ根の両方のサポニンを
いただいてこそ、「中庸に戻す(高ければ下げ、低ければ上げる)」
高麗人参本来の働きがあるとされています。
使用部位まで語られることはありませんが、
高麗人参(紅参)の働きを考えるうえで大切なことです。
主根とひげ根の両方を粉末に、ゑびやの高麗人参 長白参(紅参6年根)の特長です。
高麗人参といえば、根という印象が強いですが、
有用成分は根よりも実(蕾)の方が多く、
そのサポニン量は根の3~4倍にも及び、サポニンの塊とも言われています。
実とは高麗人参の先端、赤く色づく前の蕾、いわゆる種子になる部位で、
次の世代に子孫を残すための多くの栄養がバランスよく凝縮されています。
根に比べ実は稀少で、特定の取引業者のみに高値で取引されています。
もうひとつ、高麗人参の実が稀少な理由として、
農薬が噴霧されている実は食用にはできないことです。
実(蕾)の部位まで食せることは、その高麗人参が健康で安全である重要な証になります。
一般的に流通している高麗人参は根のみを使用していますが、
私どもの高麗人参 長白山(紅参6年根)は根と実(蕾)の両方を使用しています。
高麗人参(紅参)100%であることはもちろん、サポニン量が豊富なワンランク上の高麗人参です。
(弊社製品の原材料名、人参サポニンが高麗人参の実由来になります)
漢方や中医学には「一物全体食」という考え方がございます。
これは、ひとつの植物や生物を丸ごと食すことにより、
含まれるたくさんの栄養素をバランスよく食すことができる先人からの教えです。
高麗人参の主根とひげ根、そして実(蕾)をまるごと食すことは、この一物全体食に通じます。
特定部位だけではもったいない、高麗人参の栄養成分は無駄にしたくはございません。
高麗人参は加工法により紅参と白参に分けられ、
栄養分が豊富なのは、皮をはがずに蒸し乾燥させた「紅参」です。
収穫後は多くの畑で天日干しされていますが、畑から収穫したばかりの高麗人参は、
暗がりの地下倉庫で2、3日休ませ、成分をひとまず寝かせることが大切です。
地味な工程ですが本来欠かせない作業、それが陰干しです。
そして蒸し加工においても、蒸しと自然乾燥を繰り返し、栄養価の高い紅参を手掛けています。
サポニン量が紅参基準の3倍、これもゑびやの高麗人参 長白参(紅参6年根)の特長です。
高麗人参 長白参(紅参6年根)の卸通販 1ケ月分 2,532円