冬虫夏草の効果・効能
冬虫夏草は、昆虫の幼虫に寄生するキノコ。
冬に虫に寄生することから冬虫(陽)、
夏に虫からキノコが発芽することから夏草(陰)と名付けられています。
補肺補腎、陰陽併せ持つ冬虫夏草は、秦の始皇帝や楊貴妃も
「不老長寿の秘薬、幻の聖草」として好んだと言われています。
冬虫夏草の注目の成分は、アデノシンやデオキシアデノシン(コルジセピン)。
その他にもデオキシマンニトール、ウラシル、ウラジン、エルゴステリン、アミノプリン、
アルカロイド、アデニンリボシトなどの特殊成分や、ベータ・グルカンをはじめとする抗酸化成分、
豊富なアミノ酸や亜鉛などの微量元素が多く含まれています。
冬虫夏草は清朝時代から滋養強壮、免疫力の向上などに役立つと珍重してきました。
中国では、抗疲労や運動機能向上、肺機能改善そして抗がんへの効果作用が報告されています。
また、漢方では性機能を改善する素材して知られています。
最近では育毛剤としても利用されているアデノシンを多く含むことから、
男女のアンチエイジングにも注目されています。
アデノシンはエネルギーを体内に貯蔵する活力原としての作用だけでなく、
血管拡張と細胞の促進因子を作り出すため、中高年の以降の細胞を守る働きが認められています。
さらにアデノシンは脳内伝達のシナプスを強化することも確認され、
認知・記憶力向上にも有用とされています。
冬虫夏草は高いリピート率を維持するなか、ベータ・グルカンなど豊富な抗酸化成分と
冬虫夏草の特殊成分(アデノシンなど)を持ち合わせることから、
最近ではアガリクスやメシマコブなどメジャーなきのこの代替品として、
女性や喫煙者、中高年を中心に認知度を高めています。